実務ガイド補助金・制度必読

中小企業省力化投資補助金(一般型)とは?AI・システム導入で最大1億円が補助される制度を解説

2026-06-166分で読める

中小企業省力化投資補助金(一般型)の概要・補助率・申請の流れを実務目線で解説。AI・IoT・オーダーメイドシステム導入で最大1億円が補助される制度の活用ポイントをまとめます。

この補助金でできること

中小企業省力化投資補助金(一般型)は、人手不足に悩む中小企業がAI・IoT・ロボット等のシステムを導入・構築する際の費用を国が補助する制度です。

既製パッケージを買うだけでは対象になりにくい一方、自社の業務フローに合わせてカスタム開発したシステムは対象になりやすいのが特徴です。「うちの業務に合うパッケージがない」と感じていた会社ほど、この制度が向いています。

補助率・補助上限額

区分補助率補助上限
通常枠1/2従業員規模に応じて750万〜8,000万円
小規模事業者・賃上げ実施2/3同上
大幅な賃上げを行う場合2/3最大1億円

対象経費はシステム構築費(必須)のほか、外注費・技術導入費・クラウド利用費なども含まれます。既存システムとの連携改修費が認められるケースもあります。

第7回公募受付中公募期間:2026年6月5日(金)7月下旬(予定)
公式公募ページで最新情報を確認する →

どんな業務が対象になるか

業種を問わず、「人が手作業でやっている繰り返し業務」が自動化の対象になります。以下は代表的な活用例です。

製造業:検品・仕分け工程の自動化

検品担当者が目視で行っていた検査工程にAI画像検査システムを導入し、必要人員を削減した事例があります。補助金を活用することで、導入コストの大半を回収しながら生産性を高められます。

小売・飲食業:発注・在庫管理の自動化

店長が毎日1〜2時間かけていた発注業務を、AI需要予測×自動発注システムで「チェックするだけ」に変えた事例です。浮いた時間を接客や売場改善に回すことができます。

建設業:日報・請求書作成の自動化

事務担当者が手入力していた日報・請求書の作成をAI-OCR×自動入力システムで自動化。月40時間以上かかっていた作業が確認・承認だけで完了するようになった事例があります。

士業(税理士・社労士事務所):経理データ入力の自動化

顧問先から届く請求書やレシートの手入力をAI-OCR×自動仕訳でクラウド会計に連携。入力作業から解放された時間を、顧問先への提案や対応に充てられるようになります。

申請の流れ

省力化投資補助金の申請から実績報告までは、おおむね以下の流れになります。

  1. ご相談・業務分析:自動化できる業務の洗い出しと効果の試算。「何を自動化するか」が明確でないと採択されにくいため、ここが最も重要です。
  2. 事業計画の策定:補助対象経費の積算と、省力化効果・賃上げ計画を盛り込んだ事業計画書を作成します。
  3. 電子申請:Jグランツ(補助金申請システム)から申請を行います。GビズIDプライムの取得が必要です。
  4. 採択・交付申請:採択後、補助金の交付申請手続きを行います。
  5. システム開発・導入:採択後に開発・導入を進めます。補助対象期間内に完了させる必要があります。
  6. 実績報告・補助金受領:導入完了後に実績報告書を提出し、審査通過後に補助金が交付されます。

申請から採択まで数か月かかるケースが多く、公募締切ギリギリからの準備では間に合わないことがあります。気になる場合は早めに動くことをおすすめします。

第7回公募情報

第7回公募受付中公募期間:2026年6月5日(金)7月下旬(予定)
公式公募ページで最新情報を確認する →

補助率・補助上限額・公募スケジュール等は公募回ごとに変更される可能性があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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